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本日は久々の楽器ネタです。
↑画像は、MTD(マイケル・トバイアス・デザイン)のエレクトリック・ベース、KZ(キングストン・ゼファー)。今年の秋にコレを入手して以来、毎日、ブリバリ・ズビズバやって一人悦に入ってるワケですが、今回、(またしても)MJのリミックスを録りましたので、皆さんに押し売り(?)いたします。(↓のプレーヤーが起動したら再生ボタンを押すのだ!ズビズバします)
さて、流れているのは、画像のブツが大活躍の"Smooth Criminal"。"THIS IS IT" ツアーのベーシスト、アレックス・アルを意識して音作りをしてみました(あくまで意識ね、意識。あんなにカッコ良くは弾けないよ)。
↑ど~ですか。この美しいメイプル・バールのボディ・トップ。均整の取れたボクサーの肉体を思わせるSexy なシェイプ。うっふ~ん。
いや、それもそのハズ。マイケル・トバイアス氏と言えば、現代最高のベース職人の一人。その手から生み出されるベースはまさしく芸術品なのです。モチロン形の美しさだけでなく、抱えた瞬間に判る体との一体感や、弾き心地も感動モノ。出てくる音も最高です。
ご存じの方はご存じでしょうが、トバイアス氏自ら製作したベースは、通常市場価格で60~80万円位が相場。サスガは職人の芸術品。一般ピープルがおいそれと買える代物ではありません。今まであれば、ショーウインドウ越しにヨダレを垂らしながら見ているしかできませんでした。(汚えな)
ところが、先日、某楽器店のサイトで、このトバイアス氏のブランド、MTDが、廉価版のベースを出していることを知ったのです。20年以上の音楽的ブランクがあったから、オイラ全く知らなんだ。
MTDベースの証であるこのマーク。どんだけ憧れたことか。
量産モデルの廉価版とはいえ、トバイス氏自ら監修したベース。ショップで手に取った瞬間、「うおっ!」と電撃的に体感できるものがありましたね。「やっぱMTDのベースだわ~」みたいな。そして次の瞬間買っちゃった。
MTDベースの証、その②。“ゼロ・フレット”。
普通のベースには無いものです。このゼロ・フレット。
コレが付いて初めて解消した、開放弦と押弦時の音の鳴り方のギャップ。コレがあれば開放弦を弾いても、押弦時と同じニュアンスを出せます。
MTDベースの証、その③。“バズ・フェイトン・チューニング・システム”。
「ばず・ふぇいとん?どこかで聞いたよーな??」というアナタは、おそらくAOR もしくはフュージョン・ファン。そう、あのラーセン・フェイトン・バンドのバジー・フェイトンさんです。
バズさん、音楽作品を作る傍ら、こんな地味な発明品をこさえていたとは。
『従来から課題とされていた、ギターやベースのチューニングの根本的な問題点(楽器の性質上、正確なチューニングが出来ないという問題点)を克服した画期的なシステム』
…だ、そうです。
・・・・・・・。
でも、良くわかんねっス。
去年買った、ワッシュバーンのベースにも付いてるシステムだけど、どのあたりが画期的なのかイマイチわかりません。ごめん、バズさん。
MTDベースの証、その④。“左右非対称ネック”。
コレはスゴイです。画像手前、ネックの影の部分にご注目。
普通のベースなら、この角度だと、もっと左側(ネックの中心線)に影の中心が来るのですが、MTDのベースは違います。
MTDベースの場合、ネックは、低い弦側が太く、高い弦側が細くなっていて、指を開いて握っても、握り込んだ状態でも手が疲れません。
私は、高校時代から、左手の人差し指に腱鞘炎の持病があるのですが、このネックなら何時間握っても痛くなりません。素晴らしや。
立ち上がりの良いズビズバ・サウンドを提供するブリッジ部、そして木製カバーが高級感を演出する、MTDオリジナル・ソープバー・ピックアップ。
本家はバルトリーニを使っていますが、こちらの音もとてもブライトです。手元で判る弦の振動もキモチイイぞ!ズビズバだ!Aoh!!
コントロール部は5個のツマミが。こんだけイッパイあると、間違えて操作しちゃいそうですね。でもカンケイな~い。ズビズバ鳴れば文句な~い。
唯一気に入らないのがココのネジ。この鍋ネジが、スラップ時に人差し指が引っ掛かっちゃうんです。爪が削れちゃうんですよね。ですんで、今は同じサイズの皿ネジに交換しました。これで満点!Aoh!!
最後は、新・旧ベースそろい踏み。
右からYAMAHA BX-1、Washburn CB16、MTD Kingston Z。
ブロ友のkick さんもフルアコを購入されるようですし、リターン組が揃ったら、バンド組んでイカ天出場しようぜ!!・・・・?やってないの?あ、そう。
★★★★★★★★★★★★★★★
ご訪問ありがとうございました!
ちなみにお値段は、アウトレット品で9万円ナリ。
破産寸前の私・ヤセガエルへ、
「もっと働け!!」の叱咤激励は下記にて。
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テーマ : DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 ジャンル : 音楽
テーマ : マイケル・ジャクソン ジャンル : 音楽
【わたしたちはひとつ。】
エンディング、クレジットタイトルが終了し、会場内のライトが再び灯された時、あちこちから温かい拍手が湧き起こりました。
"MICHAEL JACKSON'S THIS IS IT"
マイケルの最後の歌。最後のダンス。最後のメッセージ。
おそらく、見届けた誰もが、同じ想いを抱いたのではないかと思います。
『わたしたちはひとつ。愛を持とう。子供たちの未来を、地球を守ろう』
そのマイケルの志を、私たちが、自分自身が継ぐべきなのだと。
私は当初、このドキュメンタリー映画は劇場では観ないつもりでした。なぜなら、ヘタをすると、ほとんどオープニングに近い位置に配置されるであろう"Human Nature"、または中盤の"Smooth Criminal"、死ぬほど頑張っても、"Billie Jean"のイントロが始まったら、もう号泣確定だろうと思っていましたから(苦笑)。40過ぎのイイ大人が、映画館でグズグズになってる姿もかなりイタイし、あとでDVDで観ればいいかと。自分は世間の熱狂から離れた所で、マイケルを送ろう…と、思っていたら、
「ヤセさん、何日に行きます?劇場用のポスター買えますかね??」
「ヤセさん、絶対行きますよね?オレ迷ってるんで、レポ頼んます」
「ヤセくん、オープニングの曲、何が来るか賭けようか」
「明日から前売り券発売だな。はいコレ。オレの分もよろしくね」
「観に行く」とは、誰にも、一言も言っていないのにも関わらず、ここ数ヶ月で、“職場一のマイケル信者”と認識されていたらしい私は、『絶対行く』 という前提でハナシが進んでおり、結局、前売チケットの発売初日に、↓
↑ 当然のごとくゲットさせられるハメに。orz
まぁ、今では、劇場で観る機会をくれたみんなに感謝してますけどね。
・・・・・・・
"MICHAEL JACKSON'S THIS IS IT"鑑賞当日。
とりあえずの目標は、"Billie Jean"までは泣かないように頑張ろう。
"Man in The Mirror"が流れたら、もう抵抗するだけムダだから、ハンカチとティッシュの世話になろう。
そんな風に思っていたら、映画のオープニングの、バックダンサーのインタビュー・シーンで、あるダンサーが「人生はつらいもの。何か信じられるものが欲しかった。それがこれなんだ(THIS IS IT)。」と涙ながらに語った時点で最初のダウン。開始僅か3分。弱えぇぇぇ!カッコわりィィィィィ!
さらに、オープニング・ナンバーとともに、スクリーンに"THIS IS IT"の文字がドガーン!と躍った時点で二度目のダウン。だから言ったのに。「君らが思っているよりはるかに、オイラはマイケルを愛しているのだ」と。
開始早々、これだけハンカチの世話になってるヤツもいないだろう、と思いつつ周囲を見回したら、お隣はタオルで顔を覆ってました(火災現場か)
とにかく上の動画の通り、歌もダンスも、"KING OF POP"の称号を獲得した頃のそれと殆んど変わっていないのです。それもリハの段階なのに。リップシンク(口パク)も一部のみで、全編を通して、マイケルの天使の歌を堪能することができます。完全復活・・・してたんだなぁ・・・。
サポートメンバーには、個人的に馴染み深い面々が何人もいました。
アレックス・アル(Bass)、ジョナサン・モフェット(Ds.)、バシリ・ジョンソン(Per.)、モーリス・プレジャー(Key,Tp)などなど、スタジオ系の中でも、とりわけグルーヴィなミュージッシャンたちが一同に会しています。その中で、実際に音出しをしながら、マイケルと共にステージングのディスカッションを行っていく様子は非常に臨場感があり、また、マイケルのプロ意識や、謙虚で紳士的な物腰、茶目っ気溢れる人間臭さが、スクリーンを通してとても好ましく伝わってきます。
…なんというカッコ良さ!もう、ココから先は「劇場で観てください!!」としか言えませんが、とにかく、もう何が何でも観てください!!当初、2週間限定だった公開期間も、延長されて4週間になっています。
「もし、マイケルが生きていたら…」とか、「ロンドン公演が実現していたら」という気持は湧くでしょう。おそらく古今未曾有のエンターテインメントになっていたであろうことも想像に難くありません。しかし、このドキュメンタリー映画に遺されたマイケルの姿、志は、フィルムでしか伝えられない多くの示唆に富んだメッセージを伝えてくれます。その目撃者たる資格を得られたことだけでも、私は感謝したいと心から思っているのです。
マイケルの、エンターテイナーとしての最後の姿を見逃さないでください。
マイケルと共に音楽を作り上げたミュージッシャンたちの、充実感溢れるパフォーマンスを。共に踊ったダンサーたちの誇りに満ちた表情を。共に舞台を創作したスタッフたちの笑顔を。絶対に見逃さないでほしいです。
そして、マイケルから託されるメッセージを、必ずや受け取ってください。
『わたしたちはひとつ。愛を持とう。子供たちの未来を、地球を守ろう』
その魂を受け継いだ時こそ、私達とマイケルは、彼の望んだ通り、永遠にひとつとなれるのだから。
★★★★★★★★★★★★★★★
ご訪問ありがとうございました!
結局ワタクシ、2回観ました!
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テーマ : マイケル・ジャクソン ジャンル : 音楽
Author:ヤセガエル
神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽記事、音楽機材、星空や夜景の話題をお届けいたします。
音楽は、主にスムースジャズを中心にオススメCDのレビューを。音楽機材は、趣味のDTM・DAW、ベース、ギター、サックス等を取り上げています。
流星群情報も定期的にUPしていますので参考にしてくださいね!