■BoneyFrog Blog■

 

 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 

 


 

 

MAURICE WHITE / Maurice White

mw_20160210212638c73.jpg

【再評価されるべきポップソウルの傑作】

(2006年11月3日のエントリーに加筆・再掲します)
ブラック・ミュージックの巨星・アース・ウインド&ファイアーを率いるモーリス・ホワイト。'85年に発表したソロ・アルバム"Maurice White"は、彼の音楽人生において、ひとつのターニング・ポイントとなった意欲作です。

この作品が世に出る2年前、すなわち1983年は、モーリスにとって苦難の一年でした。
この年に発表されたEW&Fのアルバム作品"Electric Universe"は、それまでアース・サウンドの中核を担ってきたホーン・セクションを廃し、シンセサイザーを大胆にフィーチュアした革新性の高い作品だったものの、モーリスの目指したその大転換は多くのアース信奉者の期待を裏切る形となり、その革新性は理解されず、セールス的にも大不振を招いたことで、結果的にモーリスの求心力を低下させ、鉄の結束を誇っていたグループも活動停止を余儀なくされていたのです。

その’83年、’84年と年が変わり、活動再開のメドも立たないまま迎えた翌’85年。モーリスの打った一手は、誰も予想していなかったものでした。

 『モーリスがソロ・デビュー!』

 そのニュースを聞いたファンの大多数が、EW&Fの終焉と、モーリスの孤独な船出を予感しました。そしてその作品の製作陣が、あの"Electric Universe"を手がけたスタッフだと判明した時、私たちファンはほとんど絶望したものでした。

しかしその絶望は、アルバムがリリースされ、オープニング・トラックである"Switch on Your Radio"が流れ出した途端、木っ端微塵に吹き飛ばされました。

誰もが驚いてしまったのです。そのサウンドの深さ、迫力に。
再生ボタンクリック後、10秒くらいでフェードインしてきます)



驚いたのはサウンドの進化だけではありません。あの"Electric Universe"から2年、リスナーである私達の“耳”もまた大きく進化していたのです。
デジタル楽器が急速に普及し始めたこの2年間に、シンセサイザーは各ジャンルで浸透し、EW&Fが君臨していたブラック・コンテンポラリーもまた、その洗礼を受けていました。当然リスナーも、知らず知らずのうちにその洗礼を受けているということに気付かされたのです。
この事実は、モーリスの先見性を肯定するとともに、『失敗作』と言われたアルバムのスタッフを、あえて再起用した彼のプライドを見せ付けるものとなりました。

モーリスが自身のフィロソフィーを提示し、EW&F復活の端緒となった意欲作、"Maurice White"。再評価されてしかるべき傑作だと私は考えます。


★★★★推薦トラックはコチラ★★★★


Stand By Me


I Need You



★★★★収録曲はコチラ★★★★

MAURICE WHITE
/ Maurice White(1985)


01.Switch on Your Radio
02.Jamboree
03.Stand By Me
04.Sea Of Glass
05.I Need You
06.Believe In Magic
07.Lady Is Love
08.Invitation
09.Sleeping Flame
10.Children Of Africa
11.Alfa Dance


 

★★★★★★★★★★★
スポンサーサイト

テーマ : R&B/Doowap/Sweetsoul    ジャンル : 音楽

 

 


 

 

ありがとう

mw.jpg

私の音楽神、モーリス・ホワイト師が天に召されました。





たくさんの歌。
光り輝くメロディ。
人類への、地球への、溢れる愛。
ただただ、ありがとう。





その魂は、大地と風、炎とともに、
そして私たちとともに。






R.I.P. Mr. Maurice White

テーマ : Soul, R&B, Funk    ジャンル : 音楽

 

 


 

 

♪LUTHER VANDROSS / POWER OF LOVE♪

tpol00.jpg

【組み合わせの達人??】

複数の異なる素材が組み合わさることによって、それまでには存在しなかった革命的なモノが出来上がることがあります。

音楽好きな私達の身近なところで例を挙げると、木管楽器の構造と金管楽器の素材を組み合わせたサクソフォン。ギターの構造とシンセサイザーのシステムを組み合わせたシンタックス。携帯音楽プレーヤー・携帯電話・インターネット端末をミックスしたiPhone。靴とスプリングを組み合わせたピョンピョンシューズ(ドクター中松氏発明)など、それらの登場や発明が、文化の発展、生活の向上、さらには、人類の幸福に寄与していることは疑いもありません。(東京特許許可局許可局長、今日急遽休暇許可拒否される

ハイ、本論。本日のピックアップ、ルーサー・ヴァンドロスさんのこと。

ご存知の方はご存知の通り。この方もまた組み合わせの達人。
アフリカ系アメリカ人の音楽文化である、R&B、ソウル、ファンク、ジャズ、ゴスペル等を、モダンポップスと融合させた、『ブラックコンテンポラリー』という音楽カテゴリーを成立・完成させた第一人者です。バブル世代には御馴染みの御仁でしょうかね。

tpol01.jpg

'91年にリリースされた本作"Power of Love"は、ヴァンドロスさんの『組み合わせの妙』が大輪の花となり、世界の音楽シーンに、彼の音楽・ブラックコンテンポラリーの価値を周知せしめた傑作アルバム。ビルボードのシングルチャートTOP10へ2曲を送り込み、自身2度目となるグラミー賞受賞をもたらした快作です。

ゴスペルのコーラス隊を従えたダイナミックなPower of Love / Love Power、ささやくような歌唱とテーマ部分の熱唱がドラマティックなI'm Gonna Start Today、個人的に鬼推しDon't Want to be a Fool、ヴァンドロスさんのバラディアーとしての魅力が横溢しまくり~のSometimes It's Only Love、ハードなアレンジが聴覚を刺激しまくり~のEmotional Love。発表後20余年が経過しても色褪せることのない、宝石のような楽曲群が詰まったアルバムです。

…あ。

ちなみに、その『組み合わせの達人??』の件をもうひとつ。

そのヴァンドロス氏。音楽だけでなく、他にもその『組み合わせ』の才を発揮しています。
すなわち、ハンバーガーとドーナツが大好きだった彼が、その二つを組み合わせて発明した(らしい)、その名もルーサー・バーガー。

・・・・・。

…オイラはムリだ。ごめん、ルーサー。











lthrbrgr.jpg


鬼推しナンバーはコチラ(バーガーはムリ)。





★★★★収録曲はコチラ↓★★★★


LUTHER VANDROSS
/ POWER OF LOVE(1991)


01.She Doesn't Mind
02.Power Of Love / Love Power
03.I'm Gonna Start Today
04.The Rush
05.I Want The Night To Stay
06.Don't  Want To Be A Fool
07.I Can Tell You That
08.Sometimes It's Only Love
09.Emotional Love
10.I Who Have Nothing



★★★★★★★★★★★★★★

ご来訪ありがとうございました!
歌もバーガーもカロリーON!
「食べてやる!」というチャレンジャーの方は、
いつものアイコンをポチっとなー。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

人気ブログランキングへblogram投票ボタン

テーマ : 90年代洋楽    ジャンル : 音楽

 

 


 

 

♪MICHAEL JACKSON / Xscape♪

xscp00.jpg

Treasures in The Attic

「屋根裏で宝物を発見した!!」…そんな気分にさせられる作品です。
マイケル・ジャクソンの新作"Xscape"

前作"MICHAEL"は、『マイケルの秘蔵曲を、マイケルなら絶対にしないであろう改変を大量に加えて原曲の良さを台無しにした駄作』と酷評され、マイケルの私的なブートレグを作品化することの意義や、セールス手法といった側面においても大いに物議を醸したものでしたが、本作"Xscape"(デラックス版)では、なんと未発表音源をまんま収録(通常版は未収録)。制作当時の音のまま、無香料・無添加のマイケルの歌声を楽しめます。

えーっと、ごめんなさい。
そうなんです。
オススメは、通常盤ではなく、デラックス盤の方なんです。今回のプッシュは。

通常盤・デラックス盤ともに、前作と同じく、現在活躍中のプロデューサーたちが楽曲をアレンジしているバージョンが収録されており、それぞれが非常なコダワリを持って制作されてはいるのですが、いかんせん原曲の輝きが眩しすぎます。マイコーの声がさぁ……もォ~、まぢで素晴らしいんだから。味付けいらねーだろ、と。



ど~ですか。
どーですか、この歌、この声、この輝き!

こんな美しい楽曲がお蔵入りしてたとか、マイコーどんだけ。

そして、言いたかないけど、この佳曲をアレしてあんなにしちゃうとか、おまいらマイコーのこと本当に愛しているのか!??と、正座させて小一時間説教したくなるコンテンポライズ・バージョンのスットコドッコイさ加減に乾杯(つーか、リズムの同期くらいキチンと出来ねーのかというレベル)。「オレがカヴァーの見本を作ってやるわ!」とか思いましたから。

まぁ、それはともかく、デラックス盤に収録されたオリジナルは本当に神です。

ポール・アンカとの共作"Love Never Felt So Good"、“シンガー”としてのマイケルが面目躍如な"Loving You"、過去に発表されたどの作品とも異なるベクトルを持つ異色のブルース・チューン"A Place With No Name"、タフでハードなヴォーカルと疾走感が激ヤバな"Slave To The Rhythm"、アルバム"Dangerous"あたりにシンパシーを感じる方ならツボダイレクトな"Blue Gangsta"、目を瞑るとマイケルのキレキレなダンスが浮かび上がるラスト・ナンバー"Xscape"。やはり神です。

何度も申しますが、デラックス盤こそが買いです。通常盤にはオリジナル・バージョンは入ってません。お間違いなきよう。

…さて、もっかい聴くかな~♪


★★★★収録曲はコチラ↓★★★★


MICHAEL JACKSON
/ Xscape(2014)


01.Love Never Felt So Good
02.Chicago
03.Loving You
04.A Place With No Name
05.Slave To The Rhythm
06.Do You Know Where Your Children Are
07.Blue Gangsta
08.Xscape
09.Love Never Felt So Good - Original Version
10.Chicago - Original Version
11.Loving You - Original Version
12.A Place With No Name - Original Version
13.Slave To The Rhythm - Original Version
14.Do You Know Where Your Children Are - Original Version
15.Blue Gangsta - Original Version
16.Xscape - Original Version
17.Love Never Felt So Good feat. Justin Timberlake




★★★★★★★★★★★★★★★

ご来訪ありがとうございました!
「それで君はカヴァーできんの?」という質問は
“酷”というもの。いぢめないでね。
「不遜な…」と思われてもクリックおながい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

人気ブログランキングへblogram投票ボタン

テーマ : 洋楽CDレビュー    ジャンル : 音楽

 

 


 

 

♪EARTH, WIND & FIRE / FACES♪

fcs00.jpg

【大いなる到達点。】

それはアース・サウンドの到達点です。
人類と宇宙、魂と命、そして愛と絆を追及してきたアース・サウンドの、これが到達点です。

シングルカットされた楽曲が一曲もTOP40にランクインされなかったため、一般的には評価の低いアルバムですが、ネガティブな要素はそれだけです。膨大なマンパワーを一点(モーリス様)に集約し、壮大かつ普遍的なテーマをコンセプチュアルに発現し、緻密なアンサンブルと強烈なパワーで爆発させるアース・サウンドの、これが到達点であると断言します。

「ああ、そう。で、なんで今頃この作品を語るの?」…って、訊きました?
訊きましたか、そうですか。いや、解ります。

この作品のリリースは1980年。33年も前の話ですからね。
ポール・マッカートニーが成田空港でパンツ…ではないかもしれない場所に大麻を隠していることが発覚して逮捕されたり、セント・ヘレンズ山が大爆発を起こして山体が崩壊したり、ルービックキューブがブームになったり、イラン・イラク戦争が勃発したり、ジョン・レノンが銃殺されたりした年ですから、多くの方々にとってはおそらく忘却の彼方、昔の話でしょう。

「だから、なんで語るの?」ですよね。ハイ、白状しますってば。

・・・・・・・・・・・・・。

“(ファンのくせに)初めてちゃんと聴いたから”です。

fcs01.jpg

言い訳すると、“全く聴いていなかった”ワケではありません。作品全体をジックリ聴き込む事が無かったというコトです。

ご存じの方はご存じでしょう。この作品は当時の新作アルバムとしては非常に珍しいレコード二枚組。総演奏時間は一時間に及ぶ大作です(ちなみにCDは、CD自体がまだ開発段階で商品化されていませんでした)。中学生だった私が、学校と部活動・友人とのお遊びタイム・晩ゴハン・宿題程度のお勉強・睡眠を除いた時間には収まらない時間です。アルバムを通しで聴く機会はなかなか持てません。
また、概ね一つのアルバム作品には、捨て曲や好みに合わない楽曲が数曲はあるものですが、これにはそれも無い。そして曲間インターバルは極端に短く、さらにアレンジは重厚で手抜きが無いと来れば、数曲でオナカがイッパイになるコトもあるワケです。
部屋の中でヘッドホンを掛けて集中して聴こうとすれば一時間ですから、いつの間にか部屋に入ってきた母親から、「ゴハンだってのが聞こえないのかい!!」と、床に転がっているプレイボーイやGOROで頭をブッ叩かれるのがオチ。じゃあ、外で“ながら”聴きすれば??と言われても、ウォークマン(初代)は発売されたばかりで当時の中学生には高嶺の花です。
『時間が無い』『ジックリ聴きたい』『聴くと大作過ぎてちょっと疲れる』…そんな流れが出来上がったまま時は流れ、他の新作を入手したり、高校受験が近づいて来たりで、いつの間にか、この作品に針を落とすことが無くなってしまったんですよね。

--------------------------------

しかし時はさらに流れました。
CDが登場し、音楽はファイルになり、あらゆる場所で手軽に楽しめるようになりました。
そして入手したCDアルバムの"FACES"。久々にジックリ聴いて唖然・茫然です。

「やっぱトンデモねえ!!アース最強!!」



アルバムのオープニングを飾るパワフル・ファンクナンバー"Let Me Talk"、モーリス様の雄々しく優美なヴォーカルが堪能できるTurn Into Something Good およびYou、アースのアイデンティティーの一つであるキレキレのホーンセクションが炸裂するPride、フィリップ・ベイリーのソウルフルなヴォーカルが冴え渡るSparkleYou Went AwaySail Away、ディスコ(クラブじゃねーぞ)で真価を発揮する(した)強力ダンス・チューンのSong In My HeartShare Your Love、それら全てが最高峰です。

今思えばリリース当時、世はブラックコンテンポラリーが花盛り。魁となったアースを始め、リチ男さん率いるコモドアーズやクール&ザ・ギャング、さらにはあのマイケル・ジャクソンがヒットチャートを賑わせ、まさに百花繚乱の態でしたね。そこへ、この熟成の極みに達した超大作は、ほんの少しだけ『曲がり角を曲がった先』に生まれてしまったのかもしれません。もう少しだけ前にドロップされていたら、自ずとセールスも評価も変わっていたかも。

しかしながらその後、この作品に倣った、もしくはインスパイアされたアーティストや楽曲が、直接的・間接的に現在でも第一線に影響を及ぼしている事は皆様がご承知の通り。そしてこの作品がアースの大いなる到達点あることを、私は今さらながら確信した次第です。

モーリス様ごめんなさい。

★★★★★★★★★★★★★★★

EARTH, WIND & FIRE
/ FACES(1980)


01.LET ME TALK
02.TURN INTO SOMETHING GOOD
03.PRIDE
04.YOU
05.SPARKLE
06.BACK ON THE ROAD
07.SONG IN MY HEART
08.YOU WENT AWAY
09.AND LOVE GOES ON
10.SAILAWAY
11.TAKE IT TO THE SKY
12.WIN OR LOSE
13.SHARE YOUR LOVE
14.IN TIME
15.FACES




★★★★★★★★★★★★★★★

ご来訪ありがとうございました!
GOROで通じたアナタの支持をお待ちしています。
叱咤激励のクリックをお願いプリ~ズ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


人気ブログランキングへblogram投票ボタン

テーマ : 洋楽    ジャンル : 音楽

 

 


 
« 12 2016 »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Archive  RSS

 
 
COUNTER
 
 
 
 
 
 
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
Boney's Selection
 
 
PROFILE

ヤセガエル

Author:ヤセガエル
神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽記事、音楽機材、星空や夜景の話題をお届けいたします。

音楽は、主にスムースジャズを中心にオススメCDのレビューを。音楽機材は、趣味のDTM・DAW、ベース、ギター、サックス等を取り上げています。
流星群情報も定期的にUPしていますので参考にしてくださいね!

 
 
Thanx for your support
 
 
QR CODE
QR
 
This blog best viewed with Google Chrome/Firefox6/Opera11 or later.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。