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♪FOURPLAY / Energy♪


    energy.jpg

          【徹頭徹尾、フォープレイ!】

          

    先日、電車の中で、大学生らしき若い男性二人が、ある女性のウワサ話
    を30分に渡り繰り広げていました。
   
    「こないだ●●●が卒論のガイダンスでさ」
    「お〜見た見た!あのオーバーニー、ヤバくね?」
    「だよな〜。オレああいう趣味無かったけど、かなりキタ〜」
    「なんだよ。お前アキバ(系)かよ」
    「いや、ニワカ。ニワカ(アキバ系)?」

    通常私は、車中、自分の間近でベラベラやられると、思わず静かな方へ
    移動するのですが、その時は、二人の会話に興味をそそられて、結局
    自分の降りる駅までず〜っとその女性のウワサ話を聞いていたんですね。
    別にオーバーニーに興味をそそられたワケではありませんよ。そそられた
    のは、その男性二人の“会話そのもの”。二人のコミュニケーションの鮮や
    かさです。(あの、念のために言っときますが、ホモと違いますから)

    結論から述べるとこの二人、ものすご〜く仲が良いか、ものすご〜く頭が
    良いか、あるいはその両方だったのでしょう。
    とにかく会話のキレが良い。テンポが良く、引っ掛かりが無い。一つのキー
    ワード(たとえばオーバーニー。いや…別にコダワリはありませんが)に対
    するレスポンスも早い。二人の会話を聞いていると、お互いが何を言いた
    いのか、話題になっている女性がどんなキャラで、どんな部分が魅力的
    なのかが鮮明に浮かんでくるわけです。

    これ、逆に、ものすご〜く大して仲が良くない、または、ものすご〜く頭が
    よろしくない二人の会話だと非常にイラッときますでしょ。
    「え?」とか「なに?」とか「意味わかんね」とか連発されると、ケータイ通
    話のマナー違反が二人並んでるみたいで、精神衛生上においても甚だ
    悪影響。『電波の届いてない会話も禁止!』とか言いたくなります。

    まぁ、クダンの二人は、そういうマナー違反(?)とは対極のイケメン二人
    でしたね。(大事な事だから二回言っときますが、ホモと違います)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え〜っと、なんの話でしたっけ。

    frply.jpg

    そうそう、FOURPLAY (フォープレイ)"Energy" でした。

    このアルバムは、言うなれば、前述の“コミュニケーション能力の極まっ
    た”プレイヤー同士の究極完成形とも言える作品です。

    ボブ・ジェームス(Key)。ラリー・カールトン(G)。ネイサン・イースト(B)。
    ハーヴィ・メイソン(Ds.)。そしてゲストのエスペランサ(Vo)。

    会話の言語はすなわち“音”。

    ボブが語り、ラリーが相槌を打つ。ネイサンが笑い、ハーヴィが答える。
    時間が経って最初の勢いが無くなっても、エスペランサが新しいトピックを
    提供すると、おっちゃん達も疲れを忘れてまた盛り返す( 高田純次か )。
    そばでコレを聴いていると、そのストレスフリーなサウンド(会話)が大変
    耳に心地よく流れ込んでくるんですね。

    とにかく、4人が4人、『誰が何を言いたいのか』、『次に何をしたいのか』を
    把握しきっていますから、その音の応酬はシンクロの美の極致。前作"X"
   
同様、つまりそれはアンサンブルの極致と言えるでしょう。
    オープニング・トラック"Fortune Teller" におけるボブ→ラリー→再び
    ボブと受け渡されるソロのリレーは、まさしく北京五輪・男子400m リレー
    における日本代表の華麗なバトンワークのそれ。3.Ultralight および、
    5.Yes Club で見られるリズムの密度が異なるメロディを流れるように聴
    かせるワザ、6.Prelude for Lovers8.Argentina で発揮される
    表現力の豊かさ、とりわけ7.Look Both Ways におけるドラマティック
    な場面転換の大仕掛けは、全て4人の神懸り的アンサンブルあっての賜
    物。そして、それらの“極致”を演出できるのは唯一フォープレイのみであ
    り、その愉悦を享受できるのはそのリスナーだけ。もしこの作品に触れて
    いない読者の方がいらっしゃいましたら、悪いことは言いません。とっとと
    入手してお聴きになっていただきたいです。

    …と、いうワケで。

             ★★★★ 収録曲と試聴はコチラ ↓ ★★★★    

                                   1.Fortune Teller    
                                        2.Whistler 
                                       3.Ultralight
                                      4.Cape Town    
                                        5.
Yes Club
                               6.
Prelude for Lovers
                                 7.
Look Both Ways
                                      8.Argentina   
                                   9.Comfort Zone     
                                     10.Sebastian

           

    

                ★★★★★★★★★★★★★★★★
             

                      ご訪問ありがとうございました!
         
            「アラフォーでオーバーニー好きってどんだけ…」
                        と、呆れてしまったいう皆様、
           
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テーマ:SMOOTH JAZZ - ジャンル:音楽
タグ: Fourplay

この記事に対するコメント

FOURPLAYはブルージーなSmooth Jazz?
Larry Carltonがとてもブルージーに聞こえるので、ジャンルといえばブルージーなSmooth Jazzになるのでしょうか?バックにホーンセッションがあっても良い感じがしますね。(アルバムによってはJerry Heyのホーンセッションが参加したものはあるのでしょうか?)

実はFOURPLAYは全く詳しくない五郎兵衛より
【2008/09/20 17:42】 URL | 五郎兵衛・風来坊 #- [ 編集]

To 五郎兵衛・風来坊さん
五郎兵衛さん、こんばんは!(・ω・)/
ようこそおいでくださいました♪

そうですね。ラリー加入以後のフォープレイは、
楽曲によってはかなりブルージーですね。
今回試聴ファイルに上げた"Comfort Zone"など
はその好例で、目を閉じると、ラリーがネックを
振り振りギターを奏でる姿が浮かんできます。

ジェリー・ヘイのブラス隊は、思いつく所だと、
アルバム"Snowbound"のタイトル曲に参加して
います。探せば他の楽曲にも参加してるかも。
…でも言われてみれば、フォープレイとブラス隊
ってあんまり馴染みが無いかもしれませんね。
ボブ爺のシンセ・ブラス(チョイ古めの音色)が
キライな方が、よく「生ブラス入れろー!」とか
言ってますよ。(私も半分賛成 ;^-^)

…とか言いつつ、実は、フォープレイはもう継続
しているだけで満足!というヤセガエルでした。
【2008/09/20 21:19】 URL | ヤセガエル #GWUCrvXI [ 編集]


「オーバーニー」の意味が理解不能なMusicmanです。
でも彼らのサウンドは超理解できますよ〜(笑)。

>フォープレイはもう継続しているだけで満足!

そうそう!その通りですね。
何も変わらないけど、何故か引き込まれてしまう・・・。
ある意味「サザン」や「タツロー」にも似た“極上のマンネリズム”が逆に喜ばしいんですよね。
今作は思ったよりも地味ですけど、「エスペランザ」のヴォーカルが入った事もあり若返った感じも受けます。
確かに生ホーンも入れて欲しいですね。
今回の『東京ジャズ』の様に、ゲストで「サンボーン」を迎えるとかしてくれたら・・・もう泣いちゃいます!!
【2008/09/22 21:45】 URL | Musicman #- [ 編集]

To Musicmanさん
こんばんは!いらっしゃいませ!
ご訪問+コメントありがとうございます♪

えーと、Mu師からのご質問とあらば捨て置けません。
オーバーニーとは“オーバーニー・ソックス”。すなわち、
ひざまで隠れる長いソックスの事です。
(これ以上解説すると、ホモに勝るとも劣らない
不名誉な疑惑を被りそうなので止めときます:笑)

さて、かたやFOURPLAY。
Musicman師匠仰るところの“極上のマンネリズム”。
それこそが彼らのアイデンティティーであり、彼らの
普遍性の象徴ワードであるように思いますね。
この先ず〜っとマンネリでも、私、全く構いません。
むしろ貫いてほしいです。

サンボーンですか。むむむ…イイ!(・∀・)b 〜★
淡々とシルキーな演奏にかぶさる、パッション溢れ
るサンボーンのアルト!イイですね!(・∀・)b★
【2008/09/23 00:17】 URL | ヤセガエル #GWUCrvXI [ 編集]


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神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽・
オススメ動画・サッカー等のコラムをお届けいたします。

音楽は、主にスムースジャズを中心に、オススメCDのレビューとオリジナル・コンピを。動画はYouTubeから。サッカーは、代表チームのゲーム・レビューをできるだけ前向きに(笑)書き綴っていこうと思っておりますので、生温かく見守ってくださいませ。

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