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♪GREGG KARUKAS / GK♪

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【「お前もまさしく強敵(とも)だった」】

あたたたたーーー!!北斗神拳奥義!天将奔烈!!
ご来訪の皆様ご機嫌よう。押し掛け音楽レビュア~のヤセガエルです250

本日は早速、心温まるミュ~ジックを試聴あれ。今年3月に発表された、キーボーディスト、GREGG KARUKAS(グレッグ・カルーカス)の新譜"GK"の最終トラック、"Believe in Me"です。(↓ 再生ボタンをクリック・プリ~ズ♪ ・∀・)b



さて。冒頭のサブタイトル、【「お前もまさしく強敵(とも)だった」】の件。

ご存じの方はご存じですね。そう、あの国民的コミック(もしくはアニメ)、『北斗の拳』の主人公ケンシロウが、倒した相手に放った名ゼリフです。

すなわち、互いの持てる力と技を全力で交し合った相手は、たとえ敵同士であってもそれは至上の“とも”。いかなる過去も、拭い去れなかった憎しみも、また悲しみも、全身全霊でぶつかり合えば、それは友情へと昇華するのだという尊い教え。さすがは一子相伝、北斗神拳の伝承者・ケンシロウさんです。死ぬ直前の相手に言うんだから酷というものです。戦う前に友情を育んでいれば相手は死なずに済んだかもしれないのに。(『思いやりの心で育むすてきな友情』:高橋正一著

いや、そうじゃなくて。この強引でマッチョな友情の法則。実は私たちの一般社会においても、それとなく通ずるところがあるんですよね。

たとえば、お互いに踏み込まず、表面上は仲良しで通っている間柄より、互いの主張をぶつけ合い、飾ることなく本音で物を言い合った間柄の方が、より本物の人間関係だと言えるし、また、そういう相手が存在しているのなら、それはそれでとても貴重な有り難いことなのかもしれません。

gk01.jpg

目を転じて、本日の主人公、グレッグ・カルーカスさん。

彼は北斗神拳の伝承者でも琉球舞踊の伝承者でもありませんが、'70年代から現在まで、鵜の目鷹の目の音楽業界で約30年以上のキャリアを持つ、言わば歴戦の勇士。おそらく過去、彼の周りには、多くの仲間や好敵手が存在していたことでしょう。そしてそこには、肝胆相照らしたミュージッシャンも居れば、“全く相容れない”タイプの人間も存在していたに違いありません。(…と言い切った、ノリしんどい?)

1986年、相互協力の下に立ち上げたユニット、THE RIPPINGTONSのギタリスト、ラス・フリーマンは、カルーカスさんにとって、まず間違いなく後者。“全く相容れない”タイプのミュージッシャンだったでしょう。

楽曲に、LIVE感覚のヒラメキやパーソナリティを求めるカルーカスさん。かたや、たとえLIVEであっても、緻密なアンサンブルと正確さを要求するラス・フリーマン。まさしく水と油。共通点はといえば、どちらも独立心旺盛で、信念を曲げられないこと。そして共に業界随一のメロディメーカー。アルバム製作が困難を極めたであろうことは想像に難くありません。激しいやりとりもあったでしょう。命のやりとりもあったかもしれません。

…結局、カルーカスさんは、アルバム完成後THE RIPPINGTONSを離れ、その後二人は、ほとんど全く交わらないまま独自路線を歩んでいく事になりました。(松平健主演:『極道の食卓 ~クジラ~』 [DVD]

gk02.jpg

ところが、です。いったい何があったのか。

今、諸兄がお聴きになっている"Believe in Me"の、秋の湖面のように穏やかで清々しいピアノをサポートするのは、誰あろう、ラス・フリーマンその人。奏でられるナイロンギターは、湖面の上を優雅に舞う水鳥のよう。ユニゾンのフレーズでは息を合わせ、相手が前に出る時は一歩引く。その阿吽の呼吸、絶妙なマッチングは、床屋さんに「もうそろそろ頭皮のケアが必要ですね」と言われる年齢になった私でも、激しい“ときめき”を感じざるを得ないものです。(ノリしんどい?)

袂を分かって以来20余年。激しく鍔迫り合いを演じ、ひょっとしたら非常な憎悪を胸に本音をぶつけ合っていたかもしれない二人が、この2009年に辿り着いた楽曲は、まさしく北斗神拳伝承者の精神に満ちたそれ。男と男、ライバル同士の和合であり友愛です。同じ戦場を駆け抜けてきた!というお互いの意識が、ついに、再び二人を結びつけたのかもしれませんね。(『新宿二丁目で君に逢ったら』:西野浩司著

くだんの"Believe in Me"以外にも、「これぞカルーカス節」と、思わず膝を叩かせるオープニング・トラック"Manhattan"を始め、「午前10時の太陽はこんなカンジです♪ 」といった風情の"Daylight"。リック・ブラウンのフリューゲル・ホルンがクールな"Napa Road" 。セクシー姐さんJESSY Jのテナーと、それよりセクスィーなカルーカスさんのアコースティック・ピアノが心地良い"Soul Kisses"など、秀作・佳作のオンパレード。リリースされた3月よりも、紅葉の始まるこの時期にこそ相応しい、彩り豊かで清涼感溢れる逸品です。

ちなみにオイラのライバルは、オイラより知力・体力をはるかに凌駕する、美しくキュートなオイラのカノジョです。まいったか!(ノリしんどい??)

★★
★★ 収録曲はコチラ ↓ ★★★★


0
1.Manhattan
02
.Daylight
03.Napa Road
04.Floating in Bahia
05.Wildwood
0
6.Walkin' in Time
07.Soul Kisses 
08.Jamba Samba

09.Mesa Moon
10.Coyote Party
11.Believe in Me




★★★★★★★★★★★★★★★

ご訪問ありがとうございました!
「ぜんぜんレビューしてないじゃん!」
というお叱りは覚悟の上。
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テーマ : SMOOTH JAZZ    ジャンル : 音楽

 

 



Comments
買っちゃおうかな
良いですよねGregg。買っちゃおうかなこのCD。
ぼくはBoneyFrogさんのご意見は以外でした。
えー、対称的なのって?!
僕はMonnlightingを聴いたときとても相性の良い二人と感じたのです。抜群のコンビという印象でした。

でも、もしかしたら自分にないものをお互い感じているのかも。
Chris Bottiも自分と違うタイプだからBilly Kilsonをドラマーに抜擢したと言ってました。そうそう、来年4月また来日します。宜しかったら僕のブログを見てね。
To 五郎兵衛・風来坊さん
五郎兵衛さん、いらっしゃいませ!
コメント誠にありがとうございます!

"Moonlighting"はまさに傑作ですね。
ラスとカルーカスさんの相性も勿論ピッタシで、
サウンド面での豪華さもピカ一だと思っていたの
に…その後はプッツリでしたからねぇ。「なんで
なんで?」ってカンジでしたから。

"Heatwave" か "Looking up"をリリースした時の
カルーカスさんのインタビューで、彼がレコーディ
ングする時に拘るのは、細部のディテールではな
くインプロヴィゼーションであるという話を聴いた時
に、「ああ、それはラスとはアプローチが真逆だ」と
思ったんですよね。で、“プッツリ”の原因はそれか
な~とか妄想していたワケです。

でも今作では、その豪華デュオ(?)が見事復活!
しかもタイトルが"Believe in Me"ですもの。泣ける
ハナシじゃございませんか!(T∀T)

クリスも来日ですか。あとでオジャマします!
ヤセガエルさん こんばんは♪
なるほど!
ラスさんは”緻密なアンサンブルと正確さを要求する”という西海岸のJAZZの大先輩でいえば「DaveBrubeck」的志向の人だから、ブルーベックを崇拝してるベノアさんと相性バッチリなのかも?

でもUPされたテイクを聴いた限りでは、特に2人によるギターとピアノのアンサンブルが自分にはメチャ良い感じでした♪

ではまた ノシ
To kickさん
kickさん、こんばんは!
ようこそお越しくださいました!

なんですって?ぶ、ブルーベック!?
ブルーベックですかe-250e-330(←名前しか知らない)
さすがはkickさん。JAZZもお強いと見えます。

仰る通りラスとベノワさんは、(音楽的手法も
含め)相性は良いようですね。
"Moonlighting"から一緒にレコーディングして
いますし、その後もRIPPSのLIVEに参加したり、
双頭アルバムもリリースしてますから。

試聴ファイルに挙げた楽曲は、この新作の中
でも最も流麗ですね。二人の間に何があった
のか判りませんけど(もともと何も無かったか
もしれないけど)、この強力タッグは次作でも
実現してほしいな~と思っております。

拍手ポチありがとうございました~♪


 

 

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PROFILE

ヤセガエル

Author:ヤセガエル
神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽記事、音楽機材、星空や夜景の話題をお届けいたします。

音楽は、主にスムースジャズを中心にオススメCDのレビューを。音楽機材は、趣味のDTM・DAW、ベース、ギター、サックス等を取り上げています。
流星群情報も定期的にUPしていますので参考にしてくださいね!

 
 
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