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♪JAY GRAYDON / Airplay for The Planet ~The Alubum~♪

airplay for the planet 00

【カッコ悪くてなにが悪い!?】

男と女。別れの情景。そこにはたくさんのドラマが存在します。

恋愛の、いわば最後の瞬間ですから、そこに出現するのは“真実の姿”、あるいは“真実の声”。涙を流す者、こらえる者。絶叫する者、押し黙る者。強がったり、放心したり、殴られたり蹴られたり、思いもしなかった暴言を吐かれたり(“られる”ばっかだな)、とにかく、その最後の情景にこそ、多くの真実、多くのドラマが存在しているのです。

歌の世界においても、別れの情景は、古今東西、ジャンルを問わず題材とされてきており、多くの名作が生まれているのは皆様ご承知の通り。我が日本では、ジュリーこと沢田研二さんが、“勝手にしやがれ”の中で、『せめて少しは格好つけさせてくれ。寝たふりしてる間に出て行ってくれ』と、男の悲しい心情をハードボイルド調に歌い上げ、さらに寺尾聰さんは、“ルビーの指環”で、『孤独が好きな俺さ。気にしないで行っていいよ』 と、煙草の煙をくゆらせながら歌い、別れ際の男のダンディズムを見事に表現しています。(田口式健康パンツ スーパーダンディー LL 3枚組 

・・・・・

話を転換して本日のピックアップ・アルバム、JAY GRAYDON(ジェイ・グレイドン)'93年発表のアルバム、"Airplay for The Planet"
その7曲目に配置された"Roxann"もまた、上記と同じく別れの歌。そしてそこで歌われる“真実の声”はと言えば・・・・・ 

・・・・・

♪ ロクサーヌ、行かないで
もう一度やり直せないか
愛ってこんなものだったのかい
ロクサーヌ、
君に捨てられたら
僕はボロボロだよ
ベイビー、どうか行かないで ♪


・・・・・・

どーですか、この情けなさ(英詞対訳:永田由美子さん)。

大の男が、今まさに去っていこうとする女性に対してこの泣き言三昧。「ベイビー、どうか行かないで」ですから。

airplay for the planet 01

一見すると、このジェイさんの描く男は、前述のジュリーや寺尾氏の歌う主人公に比べて、非常にみっともなく、ダメダメな感があります。

『行ったきりなら幸せになるがいい』(ジュリー)
『気が変わらぬうちに早く消えてくれ』(寺尾氏)

『君に捨てられたら、僕はボロボロだよ・・』(ジェイさん)

もう、一目瞭然。どのように考えても『ボロボロ』の方がカッコ悪いですね。
最後の最後に来て、愛し合った女性を前に、こんな無様な姿を晒すのはまっぴらごめんですわァ・・・と私も常々思っておりました。若いウチは。(スカーレット・ヨハンソン主演:『そんな彼なら捨てちゃえば? 』

・・・・・・・

しかしながら、私、隆慶一郎氏の著作『一夢庵風流記』を読んで以来、考え方が変わりました。すなわち、「ジェイさんの描く男こそが本物だ」と。

その物語の主人公、前田慶二が、ある女性との恋に破れたシーンです。もう、大変な落ち込み方をするわけです。いい大人が、この世の終わりと言わんばかりに人目を憚らずメソメソ泣くのです。

前田慶二といえば、時の権力者・豊臣秀吉から“傾奇者天下一”、あるいは“日本全国傾き御免”を許されたほどの豪傑。戦国の快男子です。
「前田の旦那ともあろう者が、なんという情けない体たらくですか」と咎められると、憤然こう答えます。「情けなくて何が悪い!あんないい女が他にいると思うのか!別れて惜しくない女なら初めから恋などするなッ!」

「するなッ!」と返された方はさぞビックリしたでしょうが、いや、その通り。別れ際まで来て自分の格好を気にしたり、気取っていられる余裕があるなら、それは本物ではなくて、相手を愛しきれていない未熟な恋。未熟な恋なら、その喜びもまた最大値に届いていないということなのでしょう。その意味においては、ジェイさんの描く男は、相手の女性に愛を注ぎ尽くし、“本物の恋”を獲得した幸せ者。同じ恋愛をするのなら、続くにせよ終わるにせよ、最後の最後はゼヒその境地までたどり着きたいもんです。(『たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を教えなかった船』 : F.ザッパ

airplay for the planet 02

上に挙げた"Roxann"以外にも、心移りの激しい女性に戸惑う男性を描いた"She Just Can't Make up Her Mind"AIRPLAYの盟友、デイヴィッド・フォスターの傑作"After The Love is Gone" 、「もう恋なんてこりごり」と思っていたのに、ある瞬間から新しい恋の予感が湧き起こり、期待に揺れる"When You Look in My Eyes"と、もう、全編が熱~いラブストーリーに満たされた、“愛の宝石箱”のようなアルバムとなっています。

秋もいよいよ終盤。クリスマスももうすぐ。ココはひとつジェイさんのラブソングを聴きながら、自らの愛の深さをご確認されてはいかがでしょう。何か大切なものが見つかるかもしれませんよ!(まとまってないぞ)

★★
★★ 収録曲はコチラ ★★
★★


01.Walk The Wire
02
.She Just Can't Make up Her Mind
03.History
04.After The Love is Gone
05.Holdin' on to Love
0
6.One Way or Another
07.Roxann
08.Show Me The Magic

09.You're Not Alone
10.When You Look in My Eyes
11.Ever After Love
12.After The Love is Gone - instrumental -





★★★★★★★★★★★★★★★

ご訪問ありがとうございました!
そういうオイラも、彼女にフられたら、
かなりカッコ悪くなる自信があります。
「自分もそうだ!」という貴方の清き一票をコチラにも。
↓↓↓↓↓↓↓

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テーマ : 心に沁みる曲    ジャンル : 音楽

 

 



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PROFILE

ヤセガエル

Author:ヤセガエル
神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽記事、音楽機材、星空や夜景の話題をお届けいたします。

音楽は、主にスムースジャズを中心にオススメCDのレビューを。音楽機材は、趣味のDTM・DAW、ベース、ギター、サックス等を取り上げています。
流星群情報も定期的にUPしていますので参考にしてくださいね!

 
 
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