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♪THE DOOBIE BROTHERS / ONE STEP CLOSER♪

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【知ってしまったら戻れない】

子供の頃、大好きでした。

シャキシャキの歯応えを伝えるかっぱ巻。
舌の上でトロリと溶ける濃厚な鉄火巻。
ふわふわで甘~いだし巻き卵。

そう、素晴らしいお寿司。ジャパニーズ・Sushi!日本人のココロ、世界を魅了する食の芸術・お寿司!
小学生時代の私にとって、そのかっぱ巻、鉄火巻、だし巻き卵の三種は、お寿司の頂点であり全てでした。

・・・・・しかし。ところが、です。

ある時、その子供は知ってしまうのです。
「子供のうちから高級なネタなんか食べさせたら、お天道様に申し訳が立たない」という大人の思惑によって、その三種以外の他のネタを意図的に遠ざけられていたことを。それでも「食べてみたい!!」とせがむ子供へ、自主的に「もう二度と食べたくない」と言わせんが為に、スキを見て大量のワサビを塗り込んだ中トロやヒラメを差し出していたということを。

賢明な読者の皆さんならば、それと知らずに口に入れた私がどのようなリアクションを示したか(出川くんに負けてない)、成長して後、ノーマルな中トロを口にした私がどれだけ感動を覚えたか(石ちゃんに負けてない)、それはもう容易に想像していただけるであろうと考えるワケでございます。(『親業― 子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方』 : 大和書房

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変わって時は1980年。

「♪ ばいっ、ばいっ、哀愁ぅ、でっー♪」と、タハラのトシちゃんが踊り、歌い、「♪♪  だんじん・お゛ーる゛な゛い゛!♪♪」と、もんたのよしのりさんが絶唱し、後に卒業式の定番ソングとなる『贈る言葉』が誕生。チンピラ化する前のナガブチ兄貴が『順子』を発表すると、奇しくもその順子姐さん(今は国会議員)が『セクシーナイト』で歌手デビュー。さらには、大山のぶ代さんが『ぼくドラえもん』をリリースした1980年。今思い起こせば、日本の音楽は究極のガラパゴス状態。また、その音楽が世界の頂点であり全てだと認識していた私にとって、このアルバムはまさしくセンセーションであり、絶妙の分量でワサビが加えられていた鮮度抜群の中トロでした。

THE DOOBIE BROTHERS(ザ・ドゥービー・ブラザース)の'80年リリース作品、"ONE STEP CLOSER"

いくつものパートが交錯しながら端正に編みこまれたメロディ。トリッキーなキメ。心地よい波を作り出すリズム。韻を踏むように散りばめられたフレーズの数々。

「全く次元が違う!日本の歌謡曲とは」

「これが音楽というモノなら、今まで自分が聴いてきたモノって???」

当時の日本の音楽界や、アメリカのヒットチャート、ドゥービーズの音楽をご存じの諸兄ならば、当時中学2年生だった私の受けた衝撃が如何に大きいものだったか、それを想像するに難くないと思います。
そしてそのドラマティックな展開、美しいハーモニーを司るのが、キーボーディスト兼ヴォーカリストのマイク・マクドナルドだと知る頃には、もう到底ガラパゴス島には戻れない自分がいることを理解したものです。『お父さんは、もう帰れない!―帰宅恐怖症候群』 : 関谷 透著

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初期のドゥービーズ・ファンからは否定的な見方をされる事が少なくない本作ですが、草創期からの中心メンバーであるパトリック・シモンズや、この時点でイニシアチブを握っているマイケル・マクドナルド、新規に加入したスタジオ系のメンバーたちが、それぞれの持ち味を発揮しつつ、絶妙なバランスで結合している作品であり、その緻密さ、洗練度の高さは、後に花開くアダルト・コンテンポラリー楽曲群の雛型となる快作です。

トム(ジョンストンさん)が熱唱していたアメリカン・ロックのドゥービーズも、もんたさんも、ナガブチ兄貴も、ボディパンチ順子さんも、かっぱ巻も勿論良いお味ですが、本作のお味は実に芳醇。30年経過しても失われない、“中トロ”作品をご賞味されたい方は↓を再生してくださいね。



★★★★ 収録曲はコチラ ↓ ★★★★

THE DOOBIE BROTHERS
/ ONE STEP CLOSER (1980)

1. Dedicate This Heart
2. Real Love
3. No Stoppin' Us Now
4. Thank You Love
5. One Step Closer
6. Keep This Train A-Rollin'
7. Just In Time
8. South Bay Strut
9. One By One



★★★★★★★★★★★★★★★

ご来訪ありがとうございました!
「何を言いたいか解らなかったが最後まで読んだ!」
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テーマ : 80年代洋楽    ジャンル : 音楽

 

 



Comments
とても、30年も前の演奏とは思えません。
この曲ははじめて聞きましたが、今年初めてリリースされた曲かと思ったほど。
全然古さを感じさせませんね。

あひる
To あひるの歌さん
あひる師匠、返信コメント遅くなりましてすみません!
PC環境の不具合で、突然ネットに接続出来なくなって
いたのです。本日ようやく回復いたしました~。

さて、ドゥービーズ!
本当に時代を感じさせない作品ですよねぇ。
現今の音楽シーンの先駆けとなるサウンドを作り上げた
彼らの、まさに象徴的なアルバムじゃないでしょうか。

最近、新作がリリースされたんですけど、“洗練度”と
いう観点から言えば、本作の方がよりモダンに思える
くらいです。聴き比べするとかなり面白いです。

ちなみにお寿司は白身が好きです。
いや最高でしょ、コレ(初期のドゥービーファンには申し訳無いが(笑)。)!
つい最近全く予備知識無しで、何も期待せずに買ったんだけど大正解でした。
もしかこのアルバムが過小評価されているとしたら、それは“悪”と呼んでも差し支えない...。
To ななしさん
ななしさん、はじめまして(ですかね?)。
拙■BoneyFrog Blog■へご来訪いただきまして誠に
ありがとうございます。

仰るように確かに“悪”ですね(笑)。

おそらく過小評価しておられるのは、熱烈な初期ファンの
方々だと思われますが、このアルバムの懐の深さや、
マイク・マクドナルドの天才的なメロディーメーカーぶりを
是非とも『ドゥービーズのもの』として認めてほしいです。
ドゥービーズのバンド・サウンド無くしては、この作品も
生まれなかったわけですから。

ななしさんもこのアルバムと出会えて良かったですね!
存分に聴き倒してください!


 

 

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PROFILE

ヤセガエル

Author:ヤセガエル
神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽記事、音楽機材、星空や夜景の話題をお届けいたします。

音楽は、主にスムースジャズを中心にオススメCDのレビューを。音楽機材は、趣味のDTM・DAW、ベース、ギター、サックス等を取り上げています。
流星群情報も定期的にUPしていますので参考にしてくださいね!

 
 
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