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♪LEE RITENOUR / Stolen Moments♪

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【ココロ奪われるモーメント】

エアコンも扇風機も要らない爽やかな二日間が過ぎ、また真夏の酷暑が戻ってきた当地・神奈川。用事も無く、金も無く、また、外へ出かける気力も体力も湧いてこない休日。「せっかくの休日にまた酷暑かよ~」などと一人ボヤいているヤセガエルです。みなさんご機嫌よう。

んで、人間ヒマになると、なかなか意味不明な行動をするもんですね。

私の部屋の書棚は、壁との間にちょっとした隙間があるのですが、今日に限ってその隙間が気になって仕方がない。隙間の手前に埃が見えていたのがキッカケで、もう気になってしょうがなくなっちゃいまして…。

「もしかしたら大変なモノが隠れてたりするんじゃ?」

唐突に思うのも無理からず。長い間、掃除や修理の対象にならなかった言わば『盲点』のような場所ですから、そこが現状いかなる状態になっているのか、まったく想像できない。これはちょっとコワイぞ、と。
…そう、例えば、何か得体の知れない生命体が居たり、得体の知れない生態系が出来上がってたり、育っていたりしたらイヤじゃないですか。一度妄想がよぎると、次から次へ妄想が湧いてきて、もうどうにも止まらない。イヤだ!怖い!掃除するぞ!生態系破壊だ!(お子様か)

・・・・・・・・・・・・・。

sm02.jpg

…そしてその隙間のクリーニング活動をすること30分。出てきました。いくつかのモノが(生態系は出来ていなかった)。代表的なものを挙げると以下。

・ランボルギーニ・ミウラのスーパーカー消しゴム(だからお子様か)
・サントリー・レッドのミニチュア瓶(ヒドイ酔いを発して高校の中間テストをキャンセルさせた伝説の逸品。それ以来お酒は受け付けない)
・中学時代の交換日記w(一コ上の先輩と付き合っていた。最後の一行は『ヤセくん返事が遅いよ』。どうやら筆不精だったらしい)
・六本木のディスコの会員証が入ったサイフ(お金は入ってない。その当時から金欠だったらしい)

そして、本日のお題となるCD、LEE RITENOUR(リー・リトナー)"Stolen Moments" 。こともあろうに、私が最も敬愛するギタリスト、リー・リトナーさんの作品もまた、マハラジャの会員証と一緒に、くだんの隙間に入り込んで20年(!)もの歳月を過ごしていたのでございます。



今、思い返せばこの"Stolen Moments"。発売と同時に購入して、一回聴いた後、二度と聴いていなかったんですよね。
というのも、'80年リリースの傑作"RIT" から、およそ10年に渡って継承されてきたフュージョン路線を、プッツリと切った形で発表された100%JAZZアルバムだったからなのです。

「なんだコリャ!?ウソッ!アリエナーイ!!」

それが当時のインプレッション。世界で最も美しく、そしてコンテンポラリーなギターサウンドを聴かせてくれるハズのリーさんが、何故時代に逆行したオールドファッションなJAZZをやらなきゃならないワケ?完全に裏切られた!…みたいな。
それから、如何にして書棚の隙間に追いやられたのか、ちょっと原因も経緯もハッキリしないのですが、とにかく眠っていたのです。20余年。

ところが…です。

久々に聴いて大変な衝撃を受けました。
まさしくそれは『ココロを奪われるモーメント』。その瞬間の連続でした。

おそらく、それを聴く自分自身の“耳”が成長したのでしょう。収められている楽曲の凄味、醍醐味、JAZZの魂。虹のようにカラフルな音の波涛が、鼓膜から全身へと伝わっていき、夏バテの体に活力を発生させながらと循環し始めてくるのです。(↓ 収録曲③のLIVE版。観るべしっ!)



リーさんのシルキーなL5。アーニー・ワッツの饒舌なテナーサックス。ハーヴィ・メイソン(↑ 動画はゲイリー・ノヴァック)の華麗なドラムス 。ジョン・パティトゥッチ(動画はエイブ・ラボリエル)のテクニカルなベース。アラン・ブロードベント(動画はデヴィッド・ベノワ)のリリカルなピアノ。どれをとっても超一流。そしてスムース(コレ重要)。20年間ごめんなさい

このアルバムのリリースから12年後に発売された"RIT'S HOUSE"は、本作と同様、L5をフィーチュアしたJAZZアルバムで、それには私見事にツボッてしまい、弾けもしないフルアコ購入に踏み切らせたワケですが、これも時間差で見事にツボりましたね。傑作認定です。ハイ。

…私も地味に成長しているということなのでしょうか。(耳くらいは)


★★★★★★★★★★★★★★★


LEE RITENOUR
/ Stolen Moments(1990)

01.
UP TOWN
02.STOLEN MOMENTS
03.24th STREET BLUES
04.HAUNTED HEART
05.WALTZ FOR CARMEN
06.ST.BART'S
07.BLUE IN GREEN
08.SOMETIME AGO



★★★
★★★★★★★★★★★★

ご来訪ありがとうございました!
「20年も寝かせるとは怪しからん!」という皆様、
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テーマ : JAZZ    ジャンル : 音楽

 

 



Comments
耳が成長
ありますね、そういうこと。映画とか小説でも。
その年代になって理解できる事とか。
八甲田山 死の彷徨は子供のときはただのスペクタル映画と思ってましたが、大人になって見てみたら組織論を描いた映画でなんか中間管理職の北大路欣也が気の毒に見えました。

話がそれました・・

しっかし、リーリトナーのストレートなジャズって初めて見るかも!?
エイブラハム・ラボリエルも!うんまいなぁ・・
To 8分の7拍子天国さん
7拍子さん、こんばんは!
ようこそお越しくださいました♪

・・・・・・・・。

ス…スペクタクル映画じゃなかったのか…。
八甲田山…(←成長していない)。

ちなみに私も、エイブさんがアコベでボンボン
弾くのを初めて見ましたよ。
ベノワさんも、かなり長い尺で熱いソロを見せて
いますね。これもまた意外でした。

こういった『どこを取ってもJAZZです!』といっ
た作品は、元来あまり聴かない方なんですけど、
このアルバムには参りました。
リーさんのルーツとかアイデンティティーなどが
頭の上から降ってくるカンジなんですよね。
楽しむだけでなく、『研究対象』としても意義
深い作品じゃないでしょうか。

…といっても、私の耳はまだまだですが~(苦)。
八甲田山・・・
いや、今見ればサラリーマン中間管理職のもどかしさに、身につまされるかも・・・
されなかったらどうしよー・・・
To 8分の7拍子天国さん
7拍子さん、こんばんは!

幸か不幸か、身につまされる立場にはないので、
欣也さんの苦闘は他人事です。どちらかと申し
ますと、雪中行軍の辛苦に耐えられずバタバタ
と倒れていく兵卒の方にシンパシーを感じます。
(現在はそっち側に近いポジションです。苦)

でも明日からは上司を突き上げるのはやめよう。
いつも泣かせているから。昨日も今日も。e-268
あの、体が奪われました(笑)

そんなに、くすぶらないでくださいって感じです。

この、シルキーな感じ、夏よか、秋冬ものですよね。
ごちそうさまでした。
To noteさん
noteさん、こんばんは。
再度のご来訪、まことにありがとうございます!

そうですか。体を奪われましたか。
これでココロも奪われたりすると、私と同じように
楽器屋さんに行ってギターを買うハメになります。
そして、弾いてみて、リーさんの音楽家としての
スゴさや、自分の凡々たる才能を噛みしめることに
なります(苦笑)。

それはさておき、このテのフルアコ・サウンドは、
noteさんの仰るように秋・冬にマッチしますかね。
紅葉の始まる頃がベストでしょうか。
涼しくなったらドライブのお供にしようと思います。


 

 

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PROFILE

ヤセガエル

Author:ヤセガエル
神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽記事、音楽機材、星空や夜景の話題をお届けいたします。

音楽は、主にスムースジャズを中心にオススメCDのレビューを。音楽機材は、趣味のDTM・DAW、ベース、ギター、サックス等を取り上げています。
流星群情報も定期的にUPしていますので参考にしてくださいね!

 
 
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