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♪RICHARD ELLIOT / chill factor♪

cf00.jpg

【男も濡れるジェントル・テナー】

“強い”。“太い”。“黒い”。そんな形容詞がその特徴であり、魅力の要件でもあります。

・・・ハイ?いや、勘違いさせたのならゴメンナサイ。ハナシはテナーサックスのコトです。
すなわち、力強いブロウ。太く逞しいトーン。ファンキーなサウンド。現今のスムースジャズシーンにおいて聴くことのできる3種類のサクソフォンの中で、最も男性的で、最も迫力ある響きを持っているのがテナーサックス。ボニー・ジェイムス、カーク・ウェイラム、エリック・ダリウス、スティーヴ・コール、ダレン・ランと、シーンの頂点で、まさしく『鎬を削る』テナーサックスのソロイストたち。それは熱い男の戦いです。男と男のォ戦いですぅ。
『薔薇の王国へようこそ 』:津谷さとみ著(ハーレクインコミックス)

で、その薔薇の王国・・・・・ではない、スムースジャズ・シーンにおけるテナーサックスの男衆の中で、明らかに他者とは一線を画したサウンドを放つプレイヤーが存在します。
“強い”・“太い”・“黒い”を採取・咀嚼した上で、そこから醸成される“優しさ”を表現する男。スコットランドはグラスゴー生まれ、L.A.育ちのサクソフォニスト、リチャード・エリオットさん、その人です。(説明よりもの動画で聴いてみてみてぇん)



'99年にドロップされたアルバム、"chill factor"の4曲目にトラッキングされたヴォーカル・ナンバー、"This Could Be Real"です。

いかがです?ジェントルでしょう?あのマイケル・ジャクソンと共演したサイーダ・ギャレットの熱唱を包み込むようなトーン。男の優しさと申しましょうか、包容力と申しましょうか、男の私でさえ思わずじんわりしてしまう素晴らしいサウンドですね。

もちろん、リチャエリさんのテナーはジェントルなだけではありません。かつてスーパー・ファンク集団、タワー・オブ・パワーに在籍していたこともあるだけに、根底にあるのは芯の通ったストレングスとテクニック。そこから生まれた余裕というか、キャパシティの広さに起因する“ジェントルネス”だからこそ、男も濡れてしまうワケなのです。…いや、誤解を招いたらゴメンナサイ。“じんわり”も“濡れる”も、目頭の話ですから。

cf01.jpg

で、この"chill factor"。今から振り返ってみれば、このアルバムはリチャエリさんのジェントルなキャラを決定づけた作品だったのではないかと感じます。

リック・ブラウンのフリューゲルホルンとリラックス・モードで掛け合うChill Factor、『囁く』低音域から『歌う』高音域への連なりがメロウなDeep Touch、ファズを含むトーンながら絶妙なスムースネスを紡ぐWho?、スムースジャズ界No.1と言っても過言ではないくらいの美しいビブラートが存分に味わえるAdia、アッシュフォード&シンプソンの名曲を流麗にカヴァーしたAin't Nothing Like The Real Thingと、全ての楽曲で印象的なのは、テナーサックスの美しく優しい旋律。名プロデューサー、スティーブン・デュバンの設定した音場も見事で、非常にコンセプチュアルな作品に仕上がっています。

クリスマスも近くなってきましたからね。もしBGMの選定に困っているのなら、『男も濡れるジェントル・テナー』、リチャード・エリオットさんの"chill factor"をぜひドウゾ♪

★★★★★★★★★★★★★★★

RICHARD ELLIOT
/ chill factor(1999)


01.Moomba
02.Chill Factor
03.Deep Touch
04.This Could Be Real
05.Who?
06.On The Fly
07.Adia
08.Like Butter
09.Kick It Up
10.Ain't Nothing Like The Real Thing
11.Mikayla's Smile




★★★★★★★★★★★★★★★

ご来訪ありがとうございました!
そしてテナーサックスまで欲しくなっている私を、
誰か止めてくれないと大変なことになってしまいます。
止めないアナタは下のボタンをクリック・プリ~ズ。
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テーマ : SMOOTH JAZZ    ジャンル : 音楽

 

 



Comments
こんばんわぁ~
Richard Elliot最高です!めちゃくちゃ好きです!
彼のアルバムはIn The Zoneもいいですが なんと言ってもMetro Blueが私的には最高です!15枚ほど持ってるアルバムの中でも 2枚だけは地震がきても持って逃げます!
(^-^)v
お色気ムンムン♪
リチャードさんのこのアルバムは持ってないのですが、
今、視聴してみたら「おおぉぉ~!!」
こんなに、ムーディーで情感溢れるテナーが車内にかかっていたら、
間違いなくイチコロでしょう(何が?)

アメリカはサックス激戦区。
その中でも、リチャードさんは、特にハートフルな音色を聴かせてくれますね。
やっぱり、サックスって良いなぁ~♪
To Jeniferさん
Jeniferさん、いらっしゃいませ。
ご来訪まことにありがとうございます!

"metro Blue"良いですね~。私も好きですよ。
"Jumpin' off"や"Ricochet"もツボです。

地震が来たら、持って逃げたいアルバムがタクサンあるので、
それをかき集めている間にアチラ側の世界に行きそうですw
Jeniferさんもお気を付けて。
To クワガッタンさん
クワガッタンさん、ようこそお越しくださいました。
コメントありがとうございます♪

それです。『イチコロ』です。
ワタシが(笑)。

リピートして聴くとテナーサックスが欲しくなってきます。
チャルメラなソプラノと、分不相応な立派なアルトだけでも充分なのに、
さらにテナーを購入してしまったら・・・・。
・・・と、いうコトで、リピートして聴く方を止めましたw

テナーにお金を使うより、育毛にお金を投入しよう(苦)。
Bobby Caldwell
ヤセさん、こんにちは。

Smooth Jazz方面にはちょっと疎い私ですが、Richardは80年代終り頃のBobby Caldwellのアルバムで素敵なソロを聞かせてくれて注目していました。
ご紹介のアルバムは聴いたことがありませんでしたが、良い感じですねー。
アルバム・ジャケットの写真はリリース当時に、とっても気に入っていました。

「背中のファスナー、僕が上げてあげるよ。」と優しく囁きながら、実は・・・。なーんてことを想像してしまってました。男なら、誰でもですかね?
To Apolloさん
Apolloさん、こんばんは。
ようこそお越しくださいました!

あら、そうでしたか。全然気づいてなかった(汗)
リチャエリさんもボビコーさんと。

何気にボビコーさんのサクソフォニストへのコダワリは尋常ではないですね。
若き日のコーズさんに、ボニー君、ブランドン・フィールズにマーク・ルッソ、
マイケル・リントンにナジーさん・・・。そしてこのリチャエリさんと来たら、
もう“ボビコー・スター養成所”みたいなカンジ。
さすがは『ミスターAOR』です。

ちなみに私、ファスナーは下げることしか知りませんw
トイレの後も。(そっちかい)
SAX SUMMIT
やせさん、こんにちは&メリークリスマス!
しばです。
やはり私にとっても今年一番印象に残ったライブは、アリゾナで聴いたRichard Elliot, Peter White, Euge Grove, Gregg Karukasのジョイントですね。
Richardも見た目はただの小太りなおっさんなんですけど、サックス持たせると別人になるんですよね。
さて、テナーも欲しくなっっているやせさんに情報提供です。
来年3月にWarren Hillが主催となって、SAX SUMMITなるイベントが行われることになりました。ライブだけではなくて、サックスのクリニックもあります。クリニックの先生はまだ未定ですが、このイベントの主要メンバーはWarren Hillに加え、Eric Marienthal, Katisse Buckinghamが確定していますので、内容の期待度は高いと思います。
http://www.warrenhill.com/summit/sshome.html
場所がロスアンゼルスであることと、All Passが$700というところがネックだとは思いますが、ご参考まで。
To しばさん
しばさん、こんばんは。
メリークリスマス♪

・・・小太りなおっさんw
そのおっさんが、変態仕様で有名なダコタのテナーサックスを、
それはそれは美しく吹いたことでしょう。羨ましいですねぇ。

で、なんですって?
ヒルさんに、マリエンさんに、バッキンガムさんが!?
ライブとクリニックを。それはそれは。

ロスなら隣町ですし、700なら一晩の夕食代程度ですから全く
問題ありませんが、なんせ忙しくてですね。ハイ。

・・・・・・・・・・・・・・・・。

あれ?ロスって本物のロサンゼルス・・・?
相模原の『カラオケ・ロサンゼルス』ではなく?
えッ!?700ドル?円ではなくドル!?

・・・・・・・・・。
Summer Horns
やせさん、
しばです。今年もよろしくお願いします。
Richardがらみで新情報をシェアします。
現在「Summer Horns」というプロジェクトのレコーディング中です。
このプロジェクト、Richardの他、Dave Koz, Gerald Albright, Mindi Abairと共演です。
プロジェクト名から言って夏のリリースを目標にしていると思いますが楽しみですね。
To しばさん
しばさん、コンバンハ!
本年もよろしくお願い申し上げます。

はやばやとホットなトピック来ましたねー。ありがとうございます!
THE SAX PACKに続くサックス・ユニットですか!
しかも、リチャエリさんに、コーズさんに、アルブライト氏にミンディ嬢とは。
ヤマハ勢が2名居るのが誇らしいですね。

去年はアルバム豊作の年でしたから、今年も同じように大バクハツして
もらいたいです。・・・当方のおカネは限られてますがw


 

 

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PROFILE

ヤセガエル

Author:ヤセガエル
神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽記事、音楽機材、星空や夜景の話題をお届けいたします。

音楽は、主にスムースジャズを中心にオススメCDのレビューを。音楽機材は、趣味のDTM・DAW、ベース、ギター、サックス等を取り上げています。
流星群情報も定期的にUPしていますので参考にしてくださいね!

 
 
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