音楽と楽器を愛する皆々様、ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。呼ばれなくてもやって来る、押し掛けミュージック・ブロガ~のヤセガエルでございます。
冒頭

の画像をご覧になって、「この季節外れの浮かれ具合は何ぞ?」とお思いになった方。貴兄が楽器を嗜む御仁であれば、ツッコミを入れるより、とっととイ●バシ楽器店へ足を運んでいただき、そのブランドの実力と、類稀なネタ系のノリをご確認いただきたく存じます。
本日のBGMは、
MICHAEL ROSSさんのスムースなギター・チューンでGO!
さて、そのブランドとは、赤道を隔てたアチラ側の国・オーストラリアの楽器メーカー『
Ashton』社。冒頭の画像はそのAshton社の商品カタログなのですが、冬の真っ只中にある日本を尻目に、かの国は夏真っ盛りというワケで、表紙にビーチが出ていようが、腕毛がボーボボだろうが、スネ毛が巻き毛だろうがイッツ・オールライト。「ヘタに楽器に手を出すと、逆に女子にモテなくなるぞ!!」というベテランの意見は飲み込んで、そのカタログのネタ系ぶりをチェックしてまいりましょう。

トップページを飾るプロダクツはアコースティックギターです。
スプルース・トップに、マホガニー・バック&サイドと、至極標準的な仕様ながら、その中心価格帯は300ドル程度。日本円なら3万円を下回る、いわゆる“激安ギター”となっているところが注目点ですね。『ビーチオンリーでは他の男子に勝ち目が無い』と、密かに悩んでいる男子が、モテ道具のサブアイテムとして手を出すには絶好の価格帯と言えるでしょう。

「そしてカノジョが出来ました」…みたいな図。ギターを買って良かったですね。助手席の彼女が、彼氏ではなく明後日の方向を向いているのが気掛かりですが、まさか他の男子を見ているワケではないと思われるのでヨシとしましょうか。
……あ。念のために申しましょう。冒頭からの画像3枚はいずれも
商品カタログの画像です。主役は楽器ですので、そこのところカン違いなさらぬよう。少年誌の裏表紙とかに掲載されていた、『身に着けると幸せを呼ぶホーリーナイフ』とか『必ず恋人ができる奇跡のロケット』みたいなモノではありません。
楽器のカタログです。

何と申しましょうか、『我が世の春』というか、ほぼ無敵の状態です。
そしてクドく申し上げますが
楽器カタログの写真です。
3万円弱のアコギでこれだけモテてしまったら、ほぼ無毛の状態を維持しようと必死でエステに通う男子が不憫でなりません。そして付け加えるならば、日光の照りつけるビーチにギターを放置するとはなんというバチ当たりな。“幸せのギター”が“呪いのギター”に変貌するぞ。
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・・・・・・
・・・と、思っていたら・・・。
「・・・フラレチャッタ。マイガー」 ・・・・・・
てか、こんな

不景気ヅラの写真載せてどうする。こんなんでギター売れんのか。
・・・・・・
そして時は移ろい、『幸せのアコギ』を手放した青年が救いを求めたのが、商品カタログの21ページに紹介されているエレクトリックギター。
・・・ウ~ム。


どこからどのように見ても、F社のスト●ト、テ●キャス。G社のSG・LPですw
いや、それはともかく、ビーチでカノジョを肩車していた頃の輝きはどこへやら。画像に写る青年の、世をすねた感じが痛々しく思えるのは私だけでしょうか。今からでもエステに通ったほうがモテる早道だと思うぞマイガー。

しかしながらこのAshton社。ギターだけでなく、ペダル(エフェクター)まで製造しているあたり侮りがたいですね。我が日本のメーカーで挙げるならば、そのラインナップの豊富さはアイバニーズ社に迫るものがあります。
ただ、細かいことを言わせてもらうと、

画像右上の写真のように、チューナーを各ペダルの後に接続するのは禁じ手かと思われます。おそらく正確なチューニングは出来ないでしょう。
!!!! …なんということでしょう。変わっちまったなァ…肩車くん。
いつの間にかこんなヤサグレた男になっちまって。
オイラも実は高校2年の時はこんなだったさ。好きな娘にフられてね。気持ちは解る。
解るがエステも重要だ。いつの日か君の隣に佇むであろう女子のためにも。
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・・・
佇んだのはオトコだった件。 この時点で、もう『モテ道』は忘却の彼方、記憶の海の底です。
だから危ぶんでいたのに。「ヘタに楽器に手を出すと逆効果だ」と。
佇んだのがオトコだからなのか、ギターのネックが大変微妙な位置にある点に注目です。背を向けている彼が、そのまま後に下がろうものなら大変なコトになりますよ。女子じゃなかったから腹いせにイタズラしたいのですね。解ります。
・・・なんてハナシはこのくらい。
カタログの世界観はアッチ側なのに、なんとタイコまで作っているんですよね。驚きです。
紹介はしませんでしたが、このページに行きつくまでに、エレクトリックベース、ウクレレ、ジャンベ、ボンゴなどのパーカッション、さらにはギターアンプにベースアンプといった商品まで取り揃えています。

そして管楽器!スゲエ!
実はこれ以外に、鍵盤楽器、PAシステム、照明器具、ケーブル、弦と何でもアリ。ネタ系カタログを最後まで読み切ると、日本の
YAMAHAに唯一対抗できる(?)総合楽器メーカーだということが判明したのです。恐るべし豪州。
ちなみに今のところ日本におけるAshton製品は、ギター弦、ベース弦、ギグバッグ、ウクレレケース、ギターラックと少数ですが、サックスとか興味津々ですね。
最後に、私の『はじめてのAshton』、ギターラックをご紹介。重宝してます
¥3,480!
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ご来訪ありがとうございました!
最後まで読んで下さった奇特なアナタなら、
おそらく最後にコレをクリックして下さるでしょう。
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テーマ : 楽器 ジャンル : 音楽
若大将にエステは不要よ。
胸毛ぼ~ぼ~でイッツオールライト!!
こんなコメントでごめんなさい。許して~~♪