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♪EARTH, WIND & FIRE / FACES♪

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【大いなる到達点。】

それはアース・サウンドの到達点です。
人類と宇宙、魂と命、そして愛と絆を追及してきたアース・サウンドの、これが到達点です。

シングルカットされた楽曲が一曲もTOP40にランクインされなかったため、一般的には評価の低いアルバムですが、ネガティブな要素はそれだけです。膨大なマンパワーを一点(モーリス様)に集約し、壮大かつ普遍的なテーマをコンセプチュアルに発現し、緻密なアンサンブルと強烈なパワーで爆発させるアース・サウンドの、これが到達点であると断言します。

「ああ、そう。で、なんで今頃この作品を語るの?」…って、訊きました?
訊きましたか、そうですか。いや、解ります。

この作品のリリースは1980年。33年も前の話ですからね。
ポール・マッカートニーが成田空港でパンツ…ではないかもしれない場所に大麻を隠していることが発覚して逮捕されたり、セント・ヘレンズ山が大爆発を起こして山体が崩壊したり、ルービックキューブがブームになったり、イラン・イラク戦争が勃発したり、ジョン・レノンが銃殺されたりした年ですから、多くの方々にとってはおそらく忘却の彼方、昔の話でしょう。

「だから、なんで語るの?」ですよね。ハイ、白状しますってば。

・・・・・・・・・・・・・。

“(ファンのくせに)初めてちゃんと聴いたから”です。

fcs01.jpg

言い訳すると、“全く聴いていなかった”ワケではありません。作品全体をジックリ聴き込む事が無かったというコトです。

ご存じの方はご存じでしょう。この作品は当時の新作アルバムとしては非常に珍しいレコード二枚組。総演奏時間は一時間に及ぶ大作です(ちなみにCDは、CD自体がまだ開発段階で商品化されていませんでした)。中学生だった私が、学校と部活動・友人とのお遊びタイム・晩ゴハン・宿題程度のお勉強・睡眠を除いた時間には収まらない時間です。アルバムを通しで聴く機会はなかなか持てません。
また、概ね一つのアルバム作品には、捨て曲や好みに合わない楽曲が数曲はあるものですが、これにはそれも無い。そして曲間インターバルは極端に短く、さらにアレンジは重厚で手抜きが無いと来れば、数曲でオナカがイッパイになるコトもあるワケです。
部屋の中でヘッドホンを掛けて集中して聴こうとすれば一時間ですから、いつの間にか部屋に入ってきた母親から、「ゴハンだってのが聞こえないのかい!!」と、床に転がっているプレイボーイやGOROで頭をブッ叩かれるのがオチ。じゃあ、外で“ながら”聴きすれば??と言われても、ウォークマン(初代)は発売されたばかりで当時の中学生には高嶺の花です。
『時間が無い』『ジックリ聴きたい』『聴くと大作過ぎてちょっと疲れる』…そんな流れが出来上がったまま時は流れ、他の新作を入手したり、高校受験が近づいて来たりで、いつの間にか、この作品に針を落とすことが無くなってしまったんですよね。

--------------------------------

しかし時はさらに流れました。
CDが登場し、音楽はファイルになり、あらゆる場所で手軽に楽しめるようになりました。
そして入手したCDアルバムの"FACES"。久々にジックリ聴いて唖然・茫然です。

「やっぱトンデモねえ!!アース最強!!」



アルバムのオープニングを飾るパワフル・ファンクナンバー"Let Me Talk"、モーリス様の雄々しく優美なヴォーカルが堪能できるTurn Into Something Good およびYou、アースのアイデンティティーの一つであるキレキレのホーンセクションが炸裂するPride、フィリップ・ベイリーのソウルフルなヴォーカルが冴え渡るSparkleYou Went AwaySail Away、ディスコ(クラブじゃねーぞ)で真価を発揮する(した)強力ダンス・チューンのSong In My HeartShare Your Love、それら全てが最高峰です。

今思えばリリース当時、世はブラックコンテンポラリーが花盛り。魁となったアースを始め、リチ男さん率いるコモドアーズやクール&ザ・ギャング、さらにはあのマイケル・ジャクソンがヒットチャートを賑わせ、まさに百花繚乱の態でしたね。そこへ、この熟成の極みに達した超大作は、ほんの少しだけ『曲がり角を曲がった先』に生まれてしまったのかもしれません。もう少しだけ前にドロップされていたら、自ずとセールスも評価も変わっていたかも。

しかしながらその後、この作品に倣った、もしくはインスパイアされたアーティストや楽曲が、直接的・間接的に現在でも第一線に影響を及ぼしている事は皆様がご承知の通り。そしてこの作品がアースの大いなる到達点あることを、私は今さらながら確信した次第です。

モーリス様ごめんなさい。

★★★★★★★★★★★★★★★

EARTH, WIND & FIRE
/ FACES(1980)


01.LET ME TALK
02.TURN INTO SOMETHING GOOD
03.PRIDE
04.YOU
05.SPARKLE
06.BACK ON THE ROAD
07.SONG IN MY HEART
08.YOU WENT AWAY
09.AND LOVE GOES ON
10.SAILAWAY
11.TAKE IT TO THE SKY
12.WIN OR LOSE
13.SHARE YOUR LOVE
14.IN TIME
15.FACES




★★★★★★★★★★★★★★★

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テーマ : 洋楽    ジャンル : 音楽

 

 



Comments
ほんまです。
EW&F,
私も何年たっても、ファンキーで
飽きないなーって
私も、好物ですわ・・

新作どどすこ出して欲しいところなんだけどな。
世間は・・
もー終わった扱いしとりますよね・・
残念でなりませぬ。

To JJさん
JJサマ、こんばんは♪
ようこそおいで下さいました!

私も、"September"の衝撃から、ず~~~っと
飽きずに聴いております。もう35年くらいですかね。
そして現在でも、モーリス様は私の音楽神ですし、
ヴァーディン様はグルーヴの神です。

モーリス様が脱退(プロデュースに専念)した時点で
グループは『終わった』のかもしれませんが、その
遺伝子を共有する、または受け継ぐメンバーたちが
LIVEで頑張っていますね。

ホント、新作出ないかなー。
昔の音楽がすきです
はじめまして、ぼくは昔の音楽がすきでネットで探していろんな曲を聴いています
好きなのはクイーン、アースウインド&ファイヤ、エレクトリックライトオーケストラです中でもこの作品のススパークルとユーウェントウェイは英語わかんないですけどいつも涙が出ます。この前のリトルリバーバンド?の曲もすごい感動しました
これからもブログ主さんのおすすめを楽しみにしています。
To ゴムゴムウマウマさん
ゴムゴムウマウマさん、はじめまして。
拙■BoneyFrog Blog■へようこそお越しくださいました。
コメントありがとうございます!

あ~懐かしいですね。クイーンにE.L.O.!
それぞれジャンルは異なるものの、どのグループも'70~'80年代の
ミュージック・シーンのリーダー的存在でしたね。

中でもアースは、音楽的にもコンセプト的にも、非常に壮大なスケール
を持ったグループで、現在でも第一線のアーティスト達に大きな影響を
与え続けています。

今後も不定期に'80年代の音楽を取り上げてまいります。お楽しみに…。


 

 

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PROFILE

ヤセガエル

Author:ヤセガエル
神奈川県在住の一般市民(♂)。このブログで、音楽記事、音楽機材、星空や夜景の話題をお届けいたします。

音楽は、主にスムースジャズを中心にオススメCDのレビューを。音楽機材は、趣味のDTM・DAW、ベース、ギター、サックス等を取り上げています。
流星群情報も定期的にUPしていますので参考にしてくださいね!

 
 
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