2017年は音源入り記事にてスタートです。皆様あけおめ

さて、度々ご紹介してまいりました

画像のエレキベース『YAMAHA BX-1』。
入手以来30年、その変態的シェイプと、その見た目とは真逆のトラディショナルなシングルコイル・サウンドを愛してきたワタクシでしたが、つい最近になって(今頃)その本質を発見してしまったようなのです。
知識として知ってはおりました。シングルとハムの、二通りの音を出力出来るピックアップ・システム、すなわち『バイサウンド・システム』を。


画像、最も下のポットにご注目。
左はシングルコイル・モード、右はハムバッキング・モード。プッシュする度にポットが上下し、二つのモードが切り替えられるシステムになっているのです。
私が専ら使用していたのは左のシングルコイル・モードの方。ハムバッキングの方を選択すると、その出力の高さにサーキットの能力が追いつかず、トーンは潰れ、(ハムバッキングのくせに)ノイズは増幅し、挙句ニュアンスもへったくれもない出音になってしまっていたんですよね。ですので、最初にその音を聴いた瞬間から「こっちのモードは無しだな」と決めてしまっていたのです。そして30年。ところが…

コレを繋いでハムに切り替えた時(つーか、間違ってポッドを押してしまった時)、その出音に仰天してしまったのです。
「今までオイラの聴いていたBXの音って!?」、「バイサウンドとはコレのことか!」と目からウロコ。その本質を知るのに30年もかかってしまった自分のめでたさよ。いや本当に明けましておめでとうございます


そんなワケで本日は、BX-1の豪快ハムバッキング・サウンドをお届け。お題は
ハイラム・ブロックの楽曲、
“Another Night”(の劣化カヴァ〜)。ゼヒお納めあれ。ではでは


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昨年の感じでチェックを怠っていました。
完成度の高いカバーサウンドは、相変わらずのヤセ節ですが、
メロディーラインのオートワウギター的なものもBX-1ですか?
MS-60Bで再び蘇ったとか。
今年も、クールな音源と情報、お願いします!